東京製鉄宇都宮工場(栃木県宇都宮市、工場長・酒井久敬執行役員)は、主力のH形鋼など能力フルでの形鋼生産に向け体制を強化する。イタリア・テノバの電気炉操業最適化システム「NextGen」を導入し、昨年12月から稼働させ電炉操業を効率化したほか、圧延能力や加熱炉の能力拡大も検討する。2022年度の形鋼生産量は50万トン超と前年比3割増を見込むが...