――1~3月期の市場環境認識から聞きたい。 「10~12月期までに比べて受注数量に急ブレーキがかかっている。鋳鉄で1割、特殊鋼で1割強の減少で、4~6月期の販売は20年度上期に近い水準を覚悟せざるを得ない。特殊鋼では自動車生産の回復が遅れ、産業機械やハードディスク関連が在庫調整局面にある。鋳鉄はロボットが堅調だが、射出成形機など産業機械が落ち...