三菱製鋼が3事業部(鋼材、ばね、素形材)の研究開発部門を独立させ、千葉製作所(千葉県市原市)内に技術開発センターを発足したのは2016年4月。材料から製品まで一貫した開発を行い、事業間のシナジーを生かす戦略的テーマに取り組み、産官学連携も加速してきた。現在の陣容は70人(うち研究者40人)で、24年度初には室蘭分室(内数で4人)も千葉に集約す...