産業技術総合研究所は、環境温度にかかわらず、外力を加えることで熱を取り出せる新規合金を開発したと発表した。チタン・ニッケル(TiNi)系相変態合金を用いることで、従来は蓄熱・放熱ができなかった温度域で動作する蓄熱材料を作製した。今後は目的に合わせた動作温度調整ができるように合金設計や加工熱処理の最適化を進める。また、蓄熱部材としての可搬性や...