地区鋼材需要でポイントとなるトヨタ自動車の今年4月(来年度上期)からの集購価格(管理自給)、部品査定価格が決まり、自動車向け鋼材価格の来年度上期の全体像も徐々に明らかになってきた。トヨタの場合、集購価格は据え置く一方、部品査定価格は値上がりという構図になったが、両価格のゆがみは昨秋から顕在化していた。来上期からこのゆがみ解消が期待されるが、一...