器具用ビニルコード主体の電線メーカー、河陽電線(本社・大阪府大東市灰塚、社長・小笹睦博氏)は1955年3月の創業。現社長の祖父・故小笹勝治氏が大阪府中河内郡玉川町(現・東大阪市)で河内ビニル製作所を開設し通信用ビニル電線を製造したのが始まり。小笹社長の妻で、代表取締役常務の小笹史美氏に足元の業容や設備投資案件など、経営戦略を聞いた。(白木毅俊)