市況は総じて横ばい調で推移する。 地場電炉の鋼材製品出荷自体は精彩を欠いており、需給を見る限りでは引き締まり感は薄い。ただし市中発生は冬季要因などもあって品薄感が続いており、市況の下支えとなっている。中でも老廃スクラップが全般的に少なく、建て替え新築需要が低迷していると推測される。 トルコ地震やウクライナ問題など輸出向け環境に不確定要素はあ...