群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材製品は様子見商状。高炉材の高止まり感が続く中で、輸入材や電炉材が混在する品種はジリ安気味に推移する。 両県の2022年鉄骨需要量は、前年比4.6%増の19万2000トンと上向いた。ただ中小鉄骨ファブへの波及効果は限定的で「都心部の案件を抱える上位グレードを除けば手隙感が拭えていない」(流通幹部)と...