日本製鉄は31日、広島県熊野町の榊山神社の保存修理資材に同社製のチタン材が採用されたと発表した。本殿の屋根材として意匠性チタン板が、木材に打ち込む和釘に純チタン材がそれぞれ使われた。和釘の素材にチタンが使われるのは世界で初めてだ。 建立当時は檜皮(ひわだ)ぶきだったことを念頭に、屋根材には光の当たり方で茶色に見えるようチタン特有の発色法を活...