日本製鉄の試験子会社、日鉄テクノロジー(社長・谷本進治氏)は、ドローンを活用し、高所施設の老朽度判定に欠かせない鋼板の板厚測定を可能にする新たな検査手法を確立した。構造強度を維持するのに必要な厚みがどれだけ残されているかを安全に判定できるのが特長だ。従来は足場を組んだり、高所作業車を用意したりする必要があった場所も、低コストで容易に点検でき...