関西地区の厚板市場は低調な荷動きの1月商いとなっている。盛り上がらず精彩を欠く荷動きだった昨年10~12月同様、1~3月も切板需要が回復する兆しは見られそうにない。在庫量が多く店売り市場では安値交渉が増えているが、高値の玉を抱える溶断業各社が価格維持に努めており、市況は下値が不安定ながらも現行値圏内で推移している。