――前12月期の業績見通しと今期の事業環境について。 「前期は当初予想よりは上振れし、第3四半期で出した予想のレベルで着地すると見込まれる。半導体製造装置は他の部品が入らないなどで滞っているところもあるが、需要自体は堅調。最先端のものには陰りが見えるが、パワー半導体など線幅の広いものは需要が続いている」――原料となるニッケル価格が上昇していま...