昨年はロシア・ウクライナ紛争や、急激な物価高等、先行きが予測しにくい状況の下、お客さまに当社商品の安定供給の価値をご理解いただく中での価格改善や、構造対策としてのミル移管などを着実に進めた結果、相応の業績を確保することができた。 しかし、世界の鉄鋼情勢は、足元「原料高の製品安」という異常な状態に陥っており、その原因は需給バランスの歪みである...