中堅電線メーカーの杉田電線(本社・さいたま市岩槻区、社長・杉田幸男氏)はこのほど、次世代電線材料であるカーボンナノチューブを用いて大幅に軽量化した通信ケーブルを試作した。カーボンナノチューブは電磁波を遮断するシールド部分の材料として使用。銅製シールドを用いた従来品から約4割軽くしている。今後はシールドの信頼性について検証を進める。 カーボン...