昨年を振り返ると、2022年度上期の粗鋼生産量は当初計画に対し福山・倉敷両地区とも大幅な減産だった。福山は自動車を中心としたオーダー減少による影響だったが、倉敷は上工程トラブルなどによる生産実力不足が主要因としてある。利益計画に対し大幅な未達となっており、さらなる改善が必要だ。 今年はいよいよ構造改革本番の年。東日本製鉄所京浜地区の上工程休...