「気候変動と貿易」をめぐる国際的な議論が活発化してきた。いずれも鉄鋼業にとっては関係の深いテーマで、今年はこの問題で「鉄鋼」への注目度が一段と高まることが予想される。日本鉄鋼業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた革新技術の開発・実用化への挑戦と合わせ、ルールメーキングをはじめとする海外の動向にも気を配る必要がありそうだ。