昨年の平鋼需要は70万トン前後になりそうで、依然として需要動向は厳しい。ただ、今年はウクライナ情勢など不透明感は残るものの、インバウンド復調などで徐々に回復基調をたどるのではないかと期待している。 コスト的には原料であるスクラップ価格は、極端な乱高下はないものの高値圏での推移が続き、電力などエネルギーコストはさらに上昇するとみている。そのた...