2021年度の機械構造用炭素鋼の熱間圧延鋼材生産量は、前年度比30・5%の大幅増で、466万9千トンとなった。 形状別構成は棒鋼が5割、線材が3割強、鋼板・鋼帯が2割弱。伸び率は鋼板・鋼帯が5割増、棒鋼が3割増、線材が2割増となり、需要分野別では建産機関連の伸びが大きかった。 形状・需要分野別での動向差は、各社のシェア変動にも影響した。 首...