――まずは事業環境について。 「当社は鉄鋼アルミ事業、素形材事業を中心に自動車分野向けの販売比率が高い。国内の自動車生産の本格的な回復時期は、来年の1~3月期あるいは来年度に延びるとみている。その影響で、鉄鋼やアルミ中心に前回予想よりも生産・販売数量が減り、業績下振れの要因になっている」――通期経常利益の見通しは前回より100億円減の700億...