――今年度の事業利益見通しは、過去最高を更新した前年度の9381億円には届かないものの、8700億円に上方修正しました。まずは総括を。 「鉄鋼業を取り巻く事業環境は、過去に例を見ないほど大変厳しい状況になっている。世界的に鋼材需要が急減していることを受けて生産数量が減少し、国際市況は低迷。これに加えて、日本を含め各国で通貨安が進んでいる」 「...