普通線材とバーインコイル(BIC)の2021年度の生産量は前年度比2・1%増の93万7千トンとなった。3年ぶりに増加に転じた。 内訳は、鉄線・針金・くぎなどの材料となる普通線材が51万9千トンで1・2%減、鉄筋向けがメインのBICは41万8千トンで6・6%増だった。 コロナ禍で低迷した経済活動の再開を受けて、建築向けが多いBICは回復したも...