日本製鉄、JFEスチールなど6社が手掛ける厚中板(普通鋼のみ、UO鋼管素材など除く)生産量は、合計938万トンと20年度と比べて12・7%増加した。コロナ禍からの緩やかな回復基調の中で、厚板の需要も一定程度回復した。 上位3社は高炉メーカーで、3社計で86%を占めている。順位は前年と変わらず。4年連続で首位を維持した日本製鉄は、生産量は増加...