国土交通省の建築着工統計を基に試算した9月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年同月比7・5%減の32万5300トンだった。マイナスは4カ月ぶりで、2カ月連続で40万トンを下回った。大規模建築物の下げ幅が2桁となり、全体を押し下げた。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)は6・2%減の32万1600トン。割合が小さい鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)...