日本磨棒鋼工業組合によると、磨棒鋼の国内生産は年間60万トン前後で推移してきたが、2020年はコロナ禍で45万トンに急減した。21年は回復基調に転じたが、年後半から露呈したサプライチェーン混乱による製造業への影響が尾を引いており、22年は年初から前年割れが継続している。22年暦年の磨棒鋼生産が50万トンを超えるか注目される。 直近9月の生産...