――まずは事業環境の認識について。 「当社は鉄鋼事業、素形材事業を中心に自動車分野向けの販売比率が高い。自動車生産の回復時期は当初、今年10~12月期とみていたが、来年の1~3月期に延びるとみている。自動車分野以外をみると、造船向けは需要が旺盛で、建設分野は再開発案件が控えているなど、総じて堅調な水準となっている」――今年度の通期見通しは経常...