関東地区の湾岸ヤードで鉄スクラップの標準品種「H2」と上級品種「新断(しんだち)」の購入価格が異例の急接近となっている。先月31日時点でH2高値トン4万9千円に対し、新断は同5万円。7月末に5千円あった値差は足元で1千円に縮小した。夏枯れによる〝ナイモノ高〟でH2買値が急伸したことが最大の要因。韓国メーカーによる新断の引き合いが鈍かったことも...