経済産業省は9日、鉄鋼メーカー各社からヒアリングした生産計画の集計結果を発表した。計画によると、7~9月期の粗鋼生産量は前年同期比4・8%減の2293万トン。需要環境は改善に向かっているものの、海外鋼材市況の軟化などで輸出向け生産が伸び悩むことなどから、3四半期連続で前年同期実績を下回る見通しだ。 7~9月期の粗鋼生産量は、前期(4~6月)...