特殊鋼専業5社の22年4~6月期連結決算が出そろった。原燃料・資材価格の上昇に対して、各社はサーチャージ適用を含む販売価格の引き上げを進めたが、数量減の影響もありコスト高をカバーするには至らず、4社が減益。山陽特殊製鋼が連結ベースで増益となったのは、子会社オバコの収益拡大の貢献度が高い。大同特殊鋼、山陽特殊製鋼、愛知製鋼の特殊鋼鋼材売上数量...