店売りアルミ圧延品市況が10月に反落する可能性が高まってきた。ウクライナ情勢の悪化やエネルギー危機により高騰していたアルミ価格は、世界的な金融引き締めによる景気後退懸念で5月以降急落。足元ではアルミ地金のスポット価格が高値から4割落ち込むなど軟調が続いており、足元の水準が8月末まで続いた場合、10月からキロ60円程度の下落となる公算が大きい。