阪和興業の現中期経営計画で、海外事業戦略を端的に示すキーワードが「第二の阪和を東南アジアに」だ。「そこか(即納・小口・加工)」戦略に代表される阪和独自の営業手法を武器に、シンガポールを拠点にインドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア、ミャンマー、フィリピンなどで鉄鋼を中心に事業領域を広げている。アジア総代表の山本浩雅専務執行役員は「ヒモ付き取...