鋳物用銑鉄市況は強含みで、今月に入りFGD―2相当=14万5千円中心へと3万5千円高の浸透が進んでいる。 鋳物メーカーとしては電力・エネルギー費の高騰、コークスなど他原材料・資材費の高騰もあり、鋳物製品価格への反映が急務となっている。 鋳物原料のうち鋳物銑の配合比率は1割未満。配合比率の高い可鍛コロなどスクラップ原料市況は5月から下押しした...