ロンドン金属取引所(LME)は7月18日から金属取引について、会員に対して週次でOTC(相対取引)のポジション報告を求める。対象となるのは銅やアルミなど非鉄金属全般。可視性を高めることで市場の安定性確保と監視能力向上を図る。3月に起こった大規模なショートポジションを背景にしたニッケル取引の混乱がきっかけとなった。