本州と九州を隔てる関門海峡には、現在二つのインフラがある。1958年に完成した関門トンネルと、73年に完成した関門橋だ。ただ近年は老朽化が進み、定期的に改修は行われているものの共に通行止めが頻発。関門トンネルは片側通行となることが多く、2日に1回以上の頻度で通行止めが生じている。 かねて日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)の中村英夫副会...