日本鉄鋼連盟が22日発表した5月の国内粗鋼生産量は前年同月比4・2%減の806万5千トンとなり、5カ月連続で前年実績を下回った。1日当たり生産量は4月に比べ約1万トン増えたが、半導体不足などを背景に自動車向け鋼材需要が伸び悩んだことが響いた。 炉別生産量をみると転炉鋼が同6・3%減の593万5千トンだったのに対し、電炉鋼は同2・0%増の21...