日本製鉄東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)から、コークス炉ガスの洗浄工程で生じる「脱硫液」が敷地外へ漏れ出していたことが分かった。 脱硫液は、コークス炉ガス中の硫黄分をアンモニアを用いて取り除く過程で生成する。再利用するため一時保管するタンクから漏れ、水路を経て近くの小糸川に流れ込んだ。 日本製鉄は川の状況の監視を続けつつ、流出した原因を...