米国鉄鋼大手が先週発表した4~6月期(2Q)の業績見通しは、ロシアによるウクライナ侵攻後の市況上昇を反映し増益予想が相次いだ。ただ米国の熱延コイル市況が6月に入り軟化基調へ転じており、今後はピークアウトする可能性が高まっている。 米電炉2位のスチール・ダイナミクス(SDI)は2Qの純利益が12億ドル(約1620億円)前後と見込んでおり、1~...