日本鉄鋼連盟が23日発表した4月の国内粗鋼生産量は、前年同月比4・4%減の747万1千トンにとどまり、4カ月連続で前年同月実績を下回った。半導体不足などサプライチェーンの混乱が解消されない中、自動車など主要需要分野を中心に鋼材の引き合いが伸び悩んでいる。 1日当たりの生産量も3月比で減少しており、鉄鋼メーカーの生産活動が本格回復するにはまだ...