全日本特殊鋼流通協会がまとめた1~3月期景況アンケートによると、世界的な資源高騰、金融引き締め、部品サプライチェーンの混乱などが国内市場にも影を落とし、メーカーの大幅な値上げの転嫁にも迫られる中、特殊鋼流通の先行きに対する見方は厳しさを増している。「来期(4~6月期)業績は改善する」とみているのは14%(前期調査33%)にとどまり、「来期業績...