中部電炉の鉄スクラップ買値が21日、1千円下落。19日以降、連日安となった。実勢はH2=5万6千~9千円と高値でも6万円を割り込んだ。実勢6万円割れは今年3月以来の水準。市況は弱材料が先行している。いまだ市中相場に底堅さがない。 海外筋の需要意欲減退に伴う、域内電炉への流入増が市況を安値方向に引っ張っている。港湾筋によると「輸出成約はほとん...