「需要」。これが少ないと一般に言われる昨今だが、本当だろうか▼「需」は「雨」と「而」を組み合わせた文字。ヒゲが雨に濡れる状態を示す。雨乞いをする巫女のことをも表すのだそうだ。そこから「もとめる」という意味が出てくる。平安時代などでは、日照り続きで雨乞いをするため、大僧侶が集まって読経を続けた。弘法大師が読経すると大雨が降ってきたという話も有...