神戸製鋼所の山口貢社長は19日、鉄鋼事業での二酸化炭素(CO2)排出削減目標について、「2030年度目標(13年度比30~40%)の達成は十分に可能」と述べ、還元鉄(HBI)の高炉投入を拡大するなどして、30年に向けて製鉄プロセスでの排出削減を拡大していく方針を示した。同社は鉄鋼のほかアルミ、機械、電力など複数の事業を持つのが強み。山口氏は...