4月の海外鉄鋼月間市況は、米国で熱延コイル市況が一段高となり世界で再び最高値に浮上した一方、ロシアのウクライナ侵攻で急騰した欧州市況は下落へ転じた。アジア市況も中国内需の停滞と輸出志向の高まりで上伸力は鈍いままだった。 欧州ではアルセロール・ミッタルの値上げなどでホット市況がトン当たり1500ドルを超えていたが、インドから安値の輸入鋼材が増...