トピー工業の大洞勝義専務取締役は11日、23年3月期の鉄鋼事業について「形鋼の輸出を増やしていく。特に利益率の高い一般形鋼や異形形鋼が輸出の候補だ」と語った。22年3月期は6億円の営業赤字だった鉄鋼事業の挽回を図るため、同社では鉄スクラップ高の転嫁スピードを上げ、利益率重視のプロダクトミックスを進める。その一環として形鋼輸出への注力を挙げた...