H形鋼の扱い商社で組織する「七社会」によると、3月末の九州地区特約店在庫は前月比580トン減の2万779トンとなり、2カ月連続で減少した。在庫率(在庫量/出荷量)は2・9カ月分で、適正水準を上回っている。 需要の閑散期で荷動きは依然精彩を欠く。出庫合計は前月よりやや上向いたが、「本質的な需要回復の兆候とは言えない」(扱い筋)。資材や人件費の...