原料炭の対日四半期価格の指標となるオーストラリア産原料炭のスポット価格が乱高下している。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに一時1トン600ドル台後半まで上昇したマーケットは、その反動から先週までに380ドルまで軟化。今週に入ると再び450ドル前後まで反騰した。欧州や日本がロシア産石炭の禁輸方針を決定したことで、思惑買いが膨らんだとみられる。...