ロシアのウクライナ侵攻以降、急上昇してきた原料炭のスポット価格が今週に入り反落した。まだ1トン当たり600ドル(FOB=本船渡し価格)を超える異常な高値にとどまっているものの、市場では高値警戒感が広がり始めた。一方、オーストラリア炭の実質禁輸を続ける中国が米国などから輸入する際のスポット価格(着価格)は450ドル前後で推移しており、両者の価...