溶融亜鉛めっき加工メーカーの採算確保が一段と厳しさを増している。14年ぶりの高値圏で年が明けた国内の亜鉛価格はその後も騰勢が続き、足元にかけては2007年以来の記録的な水準にまで上昇。メーカー各社は新たな加工賃の設定に着手する一方、これまで需要家に提示した改定幅では事業継続が可能なレベルに及ばないケースが相次いでおり、追加の引き上げを検討す...