異形棒鋼の関東市況は上げ足を急速に速めている。市場価格は2千円急伸し、指標となる直送・ベースサイズの安値は13年3カ月ぶりに10万円に達した。先週末から電炉メーカーの価格対応が硬化し、21日に2千円高となっていたが、さらに切り上がった。高騰要因の原料市況も強含みで推移するため、目先も複数のメーカーが唱える10万3千円をうかがう展開となっている。