表面肌を生かして鋼材が使われる事例は、薄膜コーティングを施す場合を含めて多々ある。耐食性、耐摩耗性、絶縁性、電導性、摺動性など機能面もさることながら、何らかの意匠に関わる用途に限定しても、光沢に優れるめっき鋼板、さびでさびを防ぐ耐候性鋼板、被加工材の鏡面性を担保する工具鋼など品種のレパートリーは多様だ▼中でもステンレスは表面肌を生かして使わ...