日米両政府は8日、鉄鋼、アルミニウムに上乗せ輸入関税を課している米国の通商拡大法232条(国防条項)の見直しに関し、米側が鉄鋼を対象に「無税枠」を設けることで合意した。日本側が求めていた完全撤廃については継続交渉となったが、一定数量までは上乗せ関税を適用しない仕組みが設けられることで、232条が壁となっていた対米鉄鋼輸出は来年度以降、一定程...